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クリエイターインタビューvol.2-津田尚克-

「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」にてOPの絵コンテ・演出を務めた津田尚克さんへインタビュー。※本インタビューは『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』 Blu-ray 1巻特典の再掲になります。

Q.今回どのようなコンセプトで”弐ノ章”オープニング制作にあたられましたか。

A.Pから前二つで大きく扱ったので、「第8」以外の隊に焦点当てて欲しいと言われました。監督からは、先生の遊び心のあるイラスト(エピソード表紙)などを入れ込んでみて欲しいと言われました。あとは、紅丸V Sジョーカーは見てみたい、とも。
でも、結果コンセプトは「予感」と「8柱」になってました。
二期前半で扱うエピソードと、曲調からの逆算です。

Q.オープニング主題歌Aimer「SPARK-AGAIN」を初めて聴かれた時の印象を教えてください。

A.純粋にカッコイイな、と。Aimerさんの今までの曲から受ける印象と違ったので新しいとも思いました。あと、歌詞が原作を読み込んでるという印象も受けました。

Q.コンテ・演出作業にあたってみて、苦労した点、工夫した点はありましたでしょうか。

A.コンテが一番苦戦しました。3回くらい仕様変更したので、思い出深いです。
カット割や構成がハイテンポなので、1カットでの見え方と、連続しての見え方で違和感がないようにコマ数などの調整は細かくしてます。自分で苦労したというより、アニメーターさんに苦労かけましたという感じでしょうか……。

Q.オープニングで「ここに注目して欲しい!」「ここはこだわった!」などのシーンはございますでしょうか。

A.アニメのO Pは結構「ハレ」と「ケ」がはっきりした構成でサビ以降盛り上がることが多いのですが、今回は全体にカロリー高めにしてあるので、作画的な見応えはあると思います。細かいネタをいっぱい入れてあるので、ぜひコマ送りで見て欲しいです。
「少年マンガのアニメ」のO Pぽい王道感も気に入ってるので、楽しんでいただけると。

Q.最後にファンの皆様に一言お願いいたします。

A.OPは「タイトルの顔」とよく言われます。尺が短くて内容が濃いのでP V的に何度も見る部分でもあります。そのつもりで作ってあります。
炎炎のOPEDはカッコイイものばかりです。
ぜひ何度も観て楽しんで下さい。